お願いが責める言い方になる前に

いつも自分がやっているんだから、たまには気づいてほしい。「手伝って」と言おうとするたびに、なんか違う気がして、考えているうちに「もういいや、自分でやるか」となってしまいます。

スカーフをまとった女性のLady Mind Journal風線画
お願いは、今日してほしいことを一つだけ言う。

夕飯のあと、また一人で片づけていた

相手はソファでスマホを見ています。こちらは食器を重ねて、シンクの前に立っています。少し手伝ってほしいだけなのに、声をかけるタイミングを逃しているうちに、言葉がだんだん重くなっていきます。「なんで何もしてくれないの?」になってしまいそうで、それは言いたくなくて、また黙ってしまいます。

本当はけんかをしたいわけじゃない。この食器を、今夜だけ一緒に片づけてくれたらそれだけでいいんです。でも、それがうまく言えない。

ずっと黙ってやってきた

頼もうとするたびに、なんか違う気がして、考えているうちに面倒になって、「自分でやればいいか」と思ってしまう。そうやって何度もためらいながら、気づいたらずっと一人でやってきた。頼むより先に、自分でやってしまえる人なんだと思います。でも、ためた分だけ「なんでいつもそうなの」という言葉が出てきやすくなっていきます。

本音を、今夜のお願いにする

一緒にやっていきたい、それだけなんです。今夜は、してほしいことを一つだけ、試しに言葉にします。

  • 「今日、食器だけお願いしていい? 助かる。」
  • 「夕飯のあと、洗い物してくれるとうれしい。」
  • 「今週疲れてるから、土曜の買い物だけお願いしたい。」

やってくれても、やってくれなくても、「聞いてくれてありがとう」と伝えます。頼みたいことを口にできたこと自体が、今夜の一番の前進です。